徒然旅日誌

概ね目標通りのタイムで、なんとか完走出来ました。
2年前の記憶

事前に決めていたこと
* 全てのエイドで水を頭・胸・背中にかける。スポーツドリンクを一口は飲む。
* 無理に抜かない。特に前半はジグザグに走らない。
* 新川通りは頑張る。復路のサンクスまで頑張る。

8時、現場到着。
すでに暑い。
ゼリー飲料を2つ注入。

8時30分、スタートブロック整列。
Fブロックなので、テレビ塔のカウントダウンが見えない。悲しい。

9時、号砲。
当然、全く進まない。

9時6分15秒頃、スタートライン通過。
まだまだゆっくりペース。

5km付近
ファンランナーが後ろからグイグイ抜きにかかる。
「ちょっと強引じゃね??」とも感じる。
何となく周りのペースが落ち着かない。

10km過ぎ
ファンランナーが道庁方面へ。
やっと、落ち着いたペースに。

15km付近
全て順調。

新川高校前(18〜19km付近)
「2年前はこの辺でバテ始めたんだっけ。」
と考えてたら、右脚の太腿から膝内側に強めの痛み。
「マジかよ…」ってかなりナーバスに。
かなり気を使いながらトコトコと。

中間地点
ザバス ピットインリキット を注入。
さらに、痛みが引かないので、お守りとして所持していたロキソニン(60mg)を服用。

この辺りから、エイドステーションが怪しくなる。
「水ありませーん」
「コップありませーん」
氷の塊をいくつかもらって、キャップの中に入れて走る。意外に効果あり。

25km付近
「2年前はここのトイレに立ち寄って、んで、足の指がつって大変な目にあったんあっけ。」
と、トイレに並んでいる人を横目にトコトコと。

折り返し地点
まぁ、普通は"折り返し"と書かれたコーンにタッチするのでしょうけど、その向こうに控えてるテレビカメラにポーズを決める。
さらに「2年前は折り返し直後で、両足つってDNFしたんだっけ。」
と、2年間で少し成長できたことを確認。
気づくと、周りのランナーのほとんどが"E"。"D"もちらほら。
例の痛みは弱くはならないけど、強くもならない。イケるかしら??

30km付近
センターライン側はランナーが少なくて走りやすい。
ちょっとだけ、ペースアップ。
エイド以外は、5'30"ペース。

対向車線では、シンガリを務めるパトカー。
そのパトカー抜かれた人達が、歩道に座り込む。
役目を終えたエイドステーションが撤収される。ありがとう。ボランティアの方々。

そして、試走会で折り返しした地点のコンビニ前通過。
「ここまで来れたぁ」
あとは10kmを淡々と、経験のある道を走れば良いだけ。
実は、ちょっと早いけど、かなり完走を確信。

この辺りで気づいたこと。
ほとんど抜かれることがない。
ちょっとした優越感。

35km付近
この辺り、走路が狭く感じる。
抜かしたくて、ついついジグザグ走行。
完全に痛みを忘れてる。

そして、今回も"35kmの壁"を感じない。
餅を20個食べたおかげかしら。

北海道武蔵女子短大前を女学生にハイタッチしてもらいながら通過。
その直後、年配の男性が
「ここからだよー。ここからがマラソンの楽しさだよー。」
って、参加すればいいのに。

北大構内
軽くガッツポーズ。
ここまで来たら、完走を確信。

実はこの辺りで、だいぶ脚が動かなくなってきておりまして…
しかし、走りを緩めるわけにはいかないのです。
なぜなら、40km地点には、同僚が応援に来ているから。かっこいいところを見せたいから。

40km地点
結構ツライ。
でも、頑張る。
そして、同僚とハイタッチして、パワーを貰う。

気が抜ける。

ここに来て、少し抜かれ始める。
で、ギアと気合を入れなおす。ラストスパート。

この2.195kmは長かった。

「あと200mだよー」
の声を信じて最後の右折。
「嘘つけー!300mはあるわい!」って叫びそうになりながら、周りの速いランナーについて行く。

ゴール!

2年越しのメダル。
超嬉しい。

フルマラソンでは初めてのネガティブスプリット。
後半もペースを落とすことなくゴール出来たことは、大変うれしゅうございます。
これが、今回の目標でした。

ふー。安堵。